これからやるべきこと
ジロ吉が 大学に行き始めて1年過ぎました。
ここではPRTとDTTを半々、約1時間やっていただいてます。
ここに行き始めたことによるジロ吉の変化も もちろんですが、
なんでも相談すると 的確に答えてくださる頼もしい先生の存在や
先生方のPRTやDTTを 間近で見てお手本にできること、
何週間かに渡って 主人と私にペアトレをしていただいたことが
今の私を支えてくれているんだな~、と改めて思います
で、やはり1年近く前に ここで発達検査をしてくださったのですが
(知的な部分だけのDQ値は、だいたい54くらいでした)
今回も またK式発達検査をしていただくことになりました
(発達検査については、また後日 日記に書きますね
)
K式をやっている間、先生が私たちの部屋に来られたので
(セラピーの部屋の隣に、マジックミラー越しに見学できる部屋があり、いつもそこにいます)
ジロ吉の社会性について、少し相談してみました
すると、やはり先生もジロ吉の社会性については 気になっていらしたようで
1年前と比べては よくなっているけれど、
根本的な部分が解決できていないので なかなか伸び悩んでいる
というようなことを アドバイスしていただきました
根本的な部分というのは
見る力
目合わせ
指差しの反応(指差した方を見るなど)
聞く力
知っている言葉を増やす
指示の内容にバリエーション
ということです。
ただ、見る力も 指差しの反応も、前よりも聞く力がついてきたことにより
相手を見なくても 指示が聞けるようになったことなどで、
見なくなってしまったというのも少しはある、とも言われました
最初に ここに来たときに、かなり集中的にやった課題が「指差しの方を見る」でした。
初心に帰ろうと思います
そして、私は先生に
○ これからジロ吉へのセラピーの時間を 増やしていきたいと思っていること
○ 30時間以上 ほんとはやりたいけど、なかなかできないので
さらに新しくエージェントを増やして 数年間の間の療育に集中してがんばろうと思うということ
を話しました。
当然 私は先生が この話に諸手を上げて賛成してくださると思っていましたが
そのときの先生の意見は 意外なものでした
要約すると、
確かに30時間以上のセラピーをやることにより、
全項目の知能指数が上がる例もたくさんある(約半数の子ども)。
しかし その場合は、ほとんどが「特定ができない広汎性発達障害」の子の例が多く
ジロ吉のように 早い段階からハッキリと「自閉症」と判断されている子どもに関しては
各項目のスコアは向上しても、大きな改善は難しいかもしれない。
なので、30時間!とムリにがんばろうとしなくても、
できる範囲でムリなくやるのが、ジロ吉のためにも 私のためにもいいと思う。
・・・と、いうようなことを、かなり優しい表現でおっしゃってくださいました
けして ジロ吉にお金や時間をかけるのはムダ、というわけではないのだと思いますが
私がする努力と、その努力への見返りを比較した場合に
少し釣り合いを取るのが難しい比率なんだろうな、ということがわかりました
あまり過度な期待をかけないほうがよい、ということですね。
ただ、週10時間でも 十分意味があるので、
引き続き がんばってくださいね、ということも言っていただけました
前回書いた日記の下の方の例で 半数は定型並の知能指数になったとありますが
最初に この情報を読んだときに、たぶんジロ吉は 残りの半数なんだろうなというのは
セラピー状況などを見て なんとなく感づいていました
特に目を見ないということは、それだけ対人の情報が入ってこないということで
セラピーにおいては、かなりのロスになるはずです。
そしてやはり言葉の理解。
これが自閉症の子が発達検査での内容を 正解するスキルは持っていても
指示の理解ができずに 結局できなかったり、定型の子と同じ反応ができなかったりで
結果 知能指数が低く出てしまうことに繋がるそうです
もちろん、指示の理解ができていないことは 既に遅れがあるんですけどね。
普通にコミュニケーションをとるのは難しいので。
それでも、知能指数はあまり伸びなかった子たちも
コミュニケーション能力は伸びているのです
今、ジロ吉は だいたい週に10時間弱のセラピーをやっていますが
学習面での伸びに対し、社会性はあまり伸びていません
これから目合わせなどを重点的にやり(これが重要だったと気づくのが遅かった
)
少しでもジロ吉が 変わってくれることを信じて・・・・。

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ここではPRTとDTTを半々、約1時間やっていただいてます。
ここに行き始めたことによるジロ吉の変化も もちろんですが、
なんでも相談すると 的確に答えてくださる頼もしい先生の存在や
先生方のPRTやDTTを 間近で見てお手本にできること、
何週間かに渡って 主人と私にペアトレをしていただいたことが
今の私を支えてくれているんだな~、と改めて思います

で、やはり1年近く前に ここで発達検査をしてくださったのですが
(知的な部分だけのDQ値は、だいたい54くらいでした)
今回も またK式発達検査をしていただくことになりました

(発達検査については、また後日 日記に書きますね

K式をやっている間、先生が私たちの部屋に来られたので
(セラピーの部屋の隣に、マジックミラー越しに見学できる部屋があり、いつもそこにいます)
ジロ吉の社会性について、少し相談してみました

すると、やはり先生もジロ吉の社会性については 気になっていらしたようで
1年前と比べては よくなっているけれど、
根本的な部分が解決できていないので なかなか伸び悩んでいる
というようなことを アドバイスしていただきました

根本的な部分というのは








ということです。
ただ、見る力も 指差しの反応も、前よりも聞く力がついてきたことにより
相手を見なくても 指示が聞けるようになったことなどで、
見なくなってしまったというのも少しはある、とも言われました

最初に ここに来たときに、かなり集中的にやった課題が「指差しの方を見る」でした。
初心に帰ろうと思います

そして、私は先生に
○ これからジロ吉へのセラピーの時間を 増やしていきたいと思っていること
○ 30時間以上 ほんとはやりたいけど、なかなかできないので
さらに新しくエージェントを増やして 数年間の間の療育に集中してがんばろうと思うということ
を話しました。
当然 私は先生が この話に諸手を上げて賛成してくださると思っていましたが
そのときの先生の意見は 意外なものでした

要約すると、

全項目の知能指数が上がる例もたくさんある(約半数の子ども)。

ジロ吉のように 早い段階からハッキリと「自閉症」と判断されている子どもに関しては
各項目のスコアは向上しても、大きな改善は難しいかもしれない。

できる範囲でムリなくやるのが、ジロ吉のためにも 私のためにもいいと思う。
・・・と、いうようなことを、かなり優しい表現でおっしゃってくださいました

けして ジロ吉にお金や時間をかけるのはムダ、というわけではないのだと思いますが
私がする努力と、その努力への見返りを比較した場合に
少し釣り合いを取るのが難しい比率なんだろうな、ということがわかりました

あまり過度な期待をかけないほうがよい、ということですね。
ただ、週10時間でも 十分意味があるので、
引き続き がんばってくださいね、ということも言っていただけました

前回書いた日記の下の方の例で 半数は定型並の知能指数になったとありますが
最初に この情報を読んだときに、たぶんジロ吉は 残りの半数なんだろうなというのは
セラピー状況などを見て なんとなく感づいていました

特に目を見ないということは、それだけ対人の情報が入ってこないということで
セラピーにおいては、かなりのロスになるはずです。
そしてやはり言葉の理解。
これが自閉症の子が発達検査での内容を 正解するスキルは持っていても
指示の理解ができずに 結局できなかったり、定型の子と同じ反応ができなかったりで
結果 知能指数が低く出てしまうことに繋がるそうです

もちろん、指示の理解ができていないことは 既に遅れがあるんですけどね。
普通にコミュニケーションをとるのは難しいので。
それでも、知能指数はあまり伸びなかった子たちも
コミュニケーション能力は伸びているのです

今、ジロ吉は だいたい週に10時間弱のセラピーをやっていますが
学習面での伸びに対し、社会性はあまり伸びていません

これから目合わせなどを重点的にやり(これが重要だったと気づくのが遅かった

少しでもジロ吉が 変わってくれることを信じて・・・・。

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