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10ヶ月検診 2

10ヶ月検診で初めてジロ吉に障害がある可能性がある、と知った私は落ち込みました。
そして、家に帰ってすぐにネットで調べました。

低緊張の障害の可能性として、「知的障害」がありました。
もしかして、ジロ吉は知的障害なのか?
良性の低緊張もあるけど、バンザイやパチパチをしないということは・・・

とりあえず、今までほとんど支援センターなどに行ってない私は(たぶん2回くらい)
自転車だとかなり距離の離れた保育園や、駅前の支援センターに行ってそこの保育士さんに相談しました。
そして運良く近くの日にあった市の保健センターの集団発達相談に行き、相談して発達を促すためのことが書いてある紙をもらいました。

その紙には、ハイハイやつかまり立ちの練習の仕方が書いてありました。

つかまり立ちはこんなふうに、正座をした私の太ももにまたぐらせて座らせ、そこから立てるようにすることとか
ハイハイは四つん這いにならせ、それも間に私の足を伸ばして入れ、手の力を鍛えるようにするとかです。

それからすぐにジロ吉はズリバイを始め、その後ほとんど同時につかまり立ちをしました。
「よかった、なんでもなかったのかもしれない。」と私は胸をなでおろしました

そして、もうすぐ1歳になる頃、もう一度10ヶ月検診をした小児科へ行きました。
そこで先生の「大丈夫だね。」という言葉で心底安堵したのを覚えています。
1歳を過ぎたころ、ようやく下の歯茎が白っぽくなってきました。

私は今まで寝かせるのも夜遅くで、あまり外に連れて行かず、離乳食も遅い方がいいかと1日1回しかあげてなかったので
そういうのが成長を遅くさせていただけだったんだと思っていました。

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10ヶ月検診

3ヶ月検診で首すわりはできているとのことでホっとしましたが、その後も全体的に成長が遅いジロ吉。
私は「そのうち成長するから、ゆっくり見ていこう」とまったく焦っていませんでした

寝返りもおすわりも遅かったし、11ヶ月になってもズリバイどころか四つん這いにもほとんどならず
いつもゴローンと寝転がっていて、おすわりも前に手をついていることが多かったです。
歯も生えていませんでした。

snap_mocchimocchini_201236191447.jpg

そしてなにより、内面が生後半年くらいからほとんど変わってないような気がしていました。
発達の目安には8ヶ月ごろからバイバイやパチパチをすると書いてあるのに、そんなのできるような雰囲気ではないし
11ヶ月なら発語がある子もいるのに、まだ何も分かっていないような・・・ほんとに生後半年くらいの赤ちゃんを見てるようでした

それでも抱っこしてるときに、私が電子レンジを開けてみせると真似して開けたりしていたので
ただ遅いだけなのかな?とのんきに思うところもあって、10ヶ月検診を軽い気持ちで受けに行きました。

先生が抱き上げて床に立たせようとしたのですが、先生を見ただけで号泣し床に足をつけることもできません。
そういえば、泣いてなかったとしても床に足をつけてふんばる、というのはできなかったかも・・・
それでも私は、特に何も問題はないと思っていて先生にアホな質問をしました。
「あの、なんだか6ヶ月くらいから成長してないような気がするんです。バイバイもパチパチもしません。大丈夫でしょうか?」と。
すると、先生は難しい顔になって
「いや、バイバイとかパチパチとかそういう問題じゃない、できる段階じゃない。
もし1ヶ月後診察にきてもこのままだったら、精密検査をしてみよう。」とおっしゃいました。

その瞬間、私は初めて事の重大さに気づいたのです。
発達が遅い、ということは何かの問題があることもあるということを。
普通の人なら分かっていることだと思いますが、私はまさか自分の子が障害を持っているなんて思いもしていなかったので
遅くてもまったく気にしていなかったのです。
そのうちにできるようになればいいのだからと。
でも、そのうちにできるようにならない子もいる、0歳代で数カ月遅れるということはかなりまずいということに気づいたのは
家に帰ってネットでいろいろ調べてからでした

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ジロ吉 0歳代

産まれたときは大変だったジロ吉ですが、その後生後半年くらいまでは普通だったような気がします。
よく笑うし、目も合ってたような気もするし、自閉症なんて全く疑うことはありませんでした。
とはいっても自閉症という言葉は知っていても、あまりよくは知らなかったのもあります。

ただ、それでもいくつか気になることはありました。

横目
生後すぐ、縦抱きでおっぱいを飲むときにすごい横目になってました。

泣いた後なので目に涙をためていることが多かったので、すねてこんな顔になってると・・・その時は思っていました。

回るものが大好き
赤ちゃんのときはメリーをつけていたのですが、これが回りだすとものすごいはしゃいでました。
30分くらいメリーでいけたと思います。
あと、リビングにはシーリングファンがあるのですが、抱っこしたときにもこれを見ていることもありました。

なんだかフニャフニャしている
今思えば低緊張だったと思うのですが、3ヶ月経っても首が座ってないような気がして検診で言いました。
すると先生は「座ってるよ」と。
でも、手を持って起き上げるときに首がついてきて初めて首が座る、と本に書いてありますが
ジロ吉は首がダラーンとなってしまって、まったく首がついてこないのです(画参照)。


こんなかんじ

手づかみをしない
最初、7ヶ月くらいのときにボーロをあげたとき、口に入れると食べるのに、絶対に手で持とうとしませんでした。
それから確か1歳近くまで持たなかったと思います。
もちろん離乳食、ご飯も手づかみは一切しませんでした。
他にもコップや哺乳瓶も持たせないと持たないし、口の周りにご飯粒がつくとすぐに舌でなめとってました。
これも感覚過敏らしいです。
今でも手のひらには感覚過敏があります。

挙げてみるとけっこうありますが、全部その時は「こんなもんかな」と思っていて
後で自閉症のことを調べるうちにつながってきた、というかんじです。
一人目の子どもで、夫婦そろって他の赤ちゃんとほとんど接して来なかったので、気づかなかった部分もあると思います。

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プロフィール

モッチリーニ

Author:モッチリーニ
知的障害を伴う自閉症の息子、ジロ吉の母です。
ABA(応用行動分析)を中心に、これがよさそうかな?と思うことをやってみたり集団療育に行ったりと、いろいろとやってみています。

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