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低緊張

2歳8ヶ月ごろ、発達検査の結果を見て 比較的順調に発達している「運動」を伸ばすため
ジャングルジムを買いました


もともと私は ジロ吉は低緊張なんじゃないかと 疑っていました。
10ヶ月検診のときにも もう怪しかったし、そこをクリアしてからもフラフラ走ってすぐ転びます

調べると、多動の場合 筋肉が弱くて止まっていられず ずっと動いているという場合もあるとか。
なので走り続けていると
止まったら死ぬといわれる マグロを思い出しました


じっとすることって、実はけっこう筋肉使ってるんじゃないかと思います
体の奥の筋肉、インナーマッスルを意識せずに使えないと 特に子どもはピシっとできないというか・・・

ジロ吉がいつも ダラーンと横に寝転がって遊ぶのも、近くでおもちゃを見たいというのもありますが
基本 座って遊ぶのが なんとなくつらいのかもしれません。



普段の生活で筋肉を使わないタイプの人が 筋肉を鍛えるには、かなり意識しないとできなさそうなので
子どもには 遊具で体を使いそうなもので遊んでもらうことで 知らず知らずにトレーニングできたらいいなと思いました

感覚統合にもいい遊具は、私見ですが体の筋肉にも影響してくれそうです


例えば、ボールプールも 一見筋肉は使わなそうですが、たくさんあるボールの中から這い上がったりするときは けっこう力使ってそうですし
三輪車も リカンベントバイクをやってるような動きができそうです

そして、今回は購入を見送りましたがトランポリンや スイミングは全身運動なので これらもすごくよさそう


で、うちはリビングもあまり広くないし、ジロ吉がすべり台大好き・アスレチックぽいのに挑戦したがるけどできないのをふまえて
ジャングルジムとすべり台が一緒になっている遊具を買うことにしました



で、買ったのはピープルの白いわんぱくジムです。リンクでピープルのHPに飛びます
ジム

これは、他のジム&すべり台よりもジャングルジムが1段高いのと、すべり台も他のより高い位置からなので
もうすぐ3歳になるジロ吉に 今から買うならこれかな?と思いました。

(ピープルのHPを見たら、ロッククライミングの遊具もあって おもしろそうです

実際届いてみると けっこう大きいので、これなら 5~6歳でも十分遊べそうと思いました。



公園のアスレチックやジャングルジムだと、靴を履いているので 足の裏でのふんばりが効きにくくなるし(ジカタビ履くわけにはいかないですもんね~
落ちたら怖いな~と思ってしまい(室内のでも落ちたら怖いけど)入り口ですくんでしまって、すぐに諦めてしまうこともあります

そして公園のアスレッチックは 年齢層ももう少し上くらいを想定している場合が多く、棒の幅も広いんですよね。




我が家にジムが届いた日、あまりジャングルジムは得意じゃなかったジロ吉も 大喜びで登りはじめ
すぐに てっぺんまで登れるようになりました




なぜか上で手を放したがるジロ吉・・・・。


静かだなーと思って ふと目をやると、鏡に向かって おそるおそる両手をあげてることがあります。
(横に大きな鏡があるので、横目で見ながらやってます)

少しだけ 危険なことをやってみたくなるのでしょうか。



最初のころはよくジャングルジムやすべり台で遊んでいましたが、だんだんすべり台は飽きてきたようで
よくすべり台部分を外されます

でも ジャングルジムのほうは たまに登ってるところを確認できます。
そして、中をくぐっていったり 棒にぶら下がったりと 自分で遊びを増やしていっています。


特に 棒にぶら下がれるようになったのは かなり進歩で、今までは棒やヒモなどもすぐに放してしまっていましたが
公園でも自分から 鉄棒やジャングルジムをしに行くところを見ると 自信がついたようです

でも、公園のジャングルジムは家のより間隔も広くて大きいので、途中で怖くなってしまったようですが・・・



最近は飽きてきたのか ジャングルジムもあまり登らなくなってしまったので 残念
もうちょっと活用してくれるといいんだけどな~。

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セラピー・2歳9ヶ月

2歳9ヶ月の頃にやっていた 机に向かってのセラピーや遊びを書きます


 言葉どおりにやる動作
おおまかな動作の真似っこはクリアしたので、今度は言葉のとおりにやる動作をしました。
例えば「ハーイ」で手を挙げるとか、「パチパチパチ」で拍手など



 色の識別
ブロックとか積み木とかの 赤と黄色とかを出して、「赤」と言って渡してもらうかんじです。
あと、赤いブロックを 「これ、何色?」と聞いて 「赤」と言ってもらうのもやってみました

けれど、ブロックだと「赤」で赤いブロックを渡すし、いちごやバナナ、メロンのおもちゃでも「赤」でいちごを渡せますが
「これ何色?」といちごのおもちゃで聞くと「いちご」と答えます

これに関しては、もしかしたらこの段階は早かったのかもしれません。
普通に「赤」で赤を渡してもらうだけにしとけばよかったかも。

2歳11ヶ月現在も、まだ「何色?」が分かっていないようです
あんまりやると こんがらがるみたいなので、しばらく課題を 寝かせてみようと思っています。



 りんごを指して「これは何?」と聞いて 「りんご」と言わせる
これは、最初やったときは 「これは何?」 に対して 「これは何?」 とオウム返ししていました
でも、3日後くらいに 私が「これは何?」と聞いて 主人に 「りんご」 と言ってもらったところ
「りんご」って言うのね と分かったようで、そこからできるようになりました

けっこう名詞にかんしては、スムーズに覚えていって この当時だけでもかなりの数言えるようになりましたが
この後 動詞でつまずきます

私の動作を見ていても、あんまり私をよくは見ていないようで・・・(でかいから?)
絵本や写真、小さなフィギュアなんかで覚えられるものなら 分かりやすいんでしょうけど



 「2つのものを取る」
5つくらいの果物のおもちゃを並べて、「りんごとみかん とってー」と言って取ってもらうのですが
だいたいにおいて 後に言ったもの(たとえば「りんごとみかん」なら「みかん」)を取ってから
先に言ったもの(「りんご」)を 忘れてしまって、とりあえず ぜんぶの果物を渡してくる・・・みたいなかんじでした

この場合のジロ吉は、「ウワアアアン!!ヽ(`Д´)ノ 」みたいなヤケクソなかんじになっていたので、課題が難しかったんでしょう。
今思えば、これも この頃のジロ吉には早すぎたと思います



本来は、「つみきBOOK」という つみきの会に入会したときに買うテキストブックがあるのですが
それの通りに進めるとマチガイナイ!ようです。

私の場合、初動が遅れたくせに 急にやる気になってしまったので、少し焦りすぎていました
よくない見本です・・・



 トーマスの絵合わせカード
トーマスと仲間たちのカードが、2つに分かれていて それをマッチングさせる遊びです。
snap_mocchimocchini_201240232641.jpg
こんなかんじで、2ピースのパズルみたいになってます。(下のトーマスとは書かれてません)

こういうのはジロ吉は得意なので、トーマス、エドワード、ゴードンなどの青い機関車だけを バラバラに置いても
ほとんど考えてないようなかんじで カードをつかみ、合わせていきます

いったい どこで識別しているのかはわかりませんが、あまり迷いがないところを見ると 
私には分からない 何か決定的な違いがあるのかもしれません。

でも、その割にジロ吉は細かいところを覚えてなかったりもするので、記憶力はそんなにいい方ではないように思えます。
集中力も続かないし・・・


そして、4ピースのパズルになると途端にできなくなります
基本的に 端っこが直線になってるというのも気づいてないみたいです。



 お絵かき
ジロ吉は お絵かき、ぬりえが苦手というか・・・。
お絵かきは 「何かを描く」 ということが分かっていないので、とにかくひたすらグチャグチャに殴り書きしてます
たまに 用紙からはみでることも・・・・。

ぬりえも、絵に色をつけるということに イマイチ気づけていないようで
何度私が見本を見せても、気にせず いろんなところに殴り書きをしているかんじです


けど、いろいろな方のブログを見ていると、そのうち「何ものか」を描けるようになってきた という方が多いので
ゆっくり成長を見ていきたいと思っています。



この頃のセラピーは、ほとんど今でもやっていることが多い課題です(クリアできていない)
課題が上に進めば進むほど難しくなるし(当たり前ですが)、そのうち「これはクリアできそうにない」というのも出てくると思います。

本を読んだだけでも、中級~上級向けの課題になると 「ほんとに こんなことができるのだろうか?」と 今からビクついていますが
とりあえず、ジロ吉が「そのときにできるところ」まで やっていこうと思います


上だけを見て ひたすら登って、気づいたら だいぶ登ってた・・・みたいになればいいんですけどね

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つみきの会について

つみきの会の発達相談をしてから、ユルいかんじでセラピーを始めた私たち。

主人も つみきの会のDVDや大学、私のセラピーを参考に かなり協力してくれるようになりました



私は もともとABAに対して、過度な期待を持っていたわりには 努力が足りなかったというか

大学に行くようになっても、つみきの会に入っても なんとなくですが 3ヶ月くらいしたら聞き取れる単語が出てくるかな?と
今までのジロ吉の成長ぶりから予想していました

それが、大学に行き始めた後すぐに集団療育が始まり、つみきの会に入会したり 一時保育を週1でお願いしたり・・・。
というのが1ヶ月くらいの間にあって、同時にやっと 意味のある単語が出てきました

どれが効果があったのか、もしくは全部の相乗効果でよくなったのか
たまたま 言葉の出る時期と重なっただけかもしれませんが、私はどれもやってよかったと思っています。




そして、特に効果にびっくりしたのは 机に向かって1対1でやるABA、DTTです

正直、DTTを家でやるようになるまで、そこまでの即効性というのは期待していませんでした。
なんでも一朝一夕でやれるようになるとは、思っていなかったからです。

ところが、週4~5回、10分程度だと思うのですが やるようになったら最初の2週間くらいでジロ吉に変化が見られました 
なかなか習得できなかった「動作のマネっこ」、「同じもの同士を一緒にする」なども すんなりできるようになりました。

もちろん、時期もあったと思います。
現に今は課題につまづいて、同じ課題を2ヶ月ほどやっているくらいです

でも、DTTをやらなければ 今でも「動作のマネっこ」も怪しいところだったのでは?という確信はあります
ほんとに家で10分程度でもやることで、今 持っているポテンシャルを引き出せるのではないかと思っています。



私のユルユルDTTごときで エラそうに語るのはおかしいかもしれませんが、
今回のことがあってから「ほんの少しでもやらないよりはいい」という 当たり前なのにできなかったことが大切だったんだなと気づきました

いや、他のみなさんたちは、もっと努力もしてらっしゃるだろうし、むしろ今までできなかった私がおかしいだけなのかもしれません。




つみきの会、実は どんなものか、入るまで謎でした

ABAというのを知って、いろいろ検索して 「つみきの会」という家でできるものがあると知って 口コミなども調べてみましたが
それについてのブログもほとんどヒットしないし、どうなのかな~?と思っていました。 検索の仕方がヘタだっただけかも


もちろんHPはありましたが、そこに体験談で成功例とか書いてあっても 
「そりゃ自分のところのHPだし、成功例ばっかり載せるのは当然よね~」とか

会員の中から数人のモニターを選んで、どういう結果だったか みたいなのもあって
それもかなりいい数値だったのもあり、若干 ダイエットとかの通販の広告を思い出してしまってました ほんと、ごめんなさい。

もちろん 残念ながら効果があったとは言えなかったデータも載っていたので(私は、ついそこを見てしまいます)
他のみんなに効果があっても ジロ吉もそうだとは限らないし、何より私が一日何時間もやる気力はないだろうと最初から諦めてました(結局やってないし




なので知ってから始めるまで半年近くかかってしまったんですよね。
代表の発達相談で背中を押してもらったかんじでした。


実際、入ってみて分かりましたが、親が家庭で課題を進めていくためのテキストがあるのですが
これがものすごく考えられているもので これができるようになったら次はこれ と明確に分かるようになっています。
それも ちゃんと発達段階に沿って作られています。


本を読んだだけでは コツがイマイチわからない場合、DVDも買うことができて
そこでは実際にどうセラピーをするのか、を実践している動画が収録されています


アフターケアのような集まりも 全国各地で定期的にあって、モチベーションを高めてくれます
同じ思いのお母さんたちと出会って 情報交換したり、私にも素敵なママ友ができました

みなさん、ほんとによく勉強されていて、お子さんのためにものすごく努力してらして勉強になります。




けっこう、DTTの風景を見て 「犬の調教みたい」と言う意見をよく聞くのですが
ジロ吉の指示を聞く姿勢と、犬のそれとでは・・・ぶっちゃけ犬のほうが勝っていると思います
犬は目も合うし・・・。

ジロの場合、お菓子をもらうためであったとしても、指示を聞こうとする姿勢ができただけで すごい進歩でした

今でもお菓子がないと やらないという困ったこともありますけど・・・
そこらへんは追々 ほめ言葉だけでもできるようになればなるのか?


普通の幼児なら、褒め言葉とか お母さんが喜ぶとかを想像して いろいろやるんでしょうけどね

いつかジロ吉も そうなってくれるかな?

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関係者の方、ここを読んで もし不適切であればすぐに削除しますので、その場合コメントください

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プロフィール

モッチリーニ

Author:モッチリーニ
知的障害を伴う自閉症の息子、ジロ吉の母です。
ABA(応用行動分析)を中心に、これがよさそうかな?と思うことをやってみたり集団療育に行ったりと、いろいろとやってみています。

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