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3歳2ヶ月のジロ吉

3歳2ヶ月といっても、そろそろ3歳3ヶ月に近いジロ吉


実際 2歳後半に少しばかり伸びをみせてからというもの
また かなりゆっくりな成長になってる・・・というより、また停滞気味?なので

3歳1ヶ月のころとあまり変わらないのですが、書き留めておきたいと思います





生活全般


 おとうさん・おかあさんの区別が、少しできてきた
たまーに まだ「おとうさん」と言ってくることがありますが、前よりは減ったみたいです


 目を見て挨拶・話を聞くことができない
バイバイのときや「ハーイ」の返事など、見当違いの方を向いてするクセがあります
結局それが 指示を聞けない、注意がそっちに向かないということになってます。


 2語文は、日常的には出てこない
まだ語呂が少ないため、とっさに出すのが難しいようです


 癇癪?というか、ワガママが増えた
特に自転車に乗りたいのに 自動車でお出かけするとき、
家でお片づけをするように言ったときなど(まだ遊びたいのかも)数分泣き叫びます


 私が怒ったり、 ジロ吉のやりたいようにならないとき、叩いてくるようになった
一番恐れていたことなのですが、パシっと叩いてきます
他害をどうやめさせればいいのか、これからの課題です


 ひとりごとには、私が慣れてしまったのかもしれませんが
あまり気にならなくなってしまいました
電車やバスなどの公共の場では、なるべく静かにしてもらうように気をつけたいと思います


 なんと、おもらしをしてしまった
お風呂から上がって 私がオムツを出している10秒くらいの間に、ラグにおしっこをしていました

まだまだ自分の意思でおしっこを出せないのもあると思いますが
「リビングでおしっこをしない」という概念って どうやったら教えられるのか・・・
ウンチも汚いということが まだ分かっていないのですが、いつか分かる日が来るんでしょうか?






集団療育

 友達と遊んでほしくて ちょっかいを出すけど、うまくできない
リズムの時間に ちゃんと友達が踊っているのに、近くに行ってトントンしたり
トーマスのTシャツを着てる子のシャツを 間近でじーっと見ている

これは、みんなにイヤがられても仕方ありませんよね・・・


 まだずっと座っていられないけれど、押さえていたら少し座ってる時間が伸びた
かなり後ろから腰を押さえていますが、なんとか数分持っています






セラピー

 目を合わせる課題
「お母さん、見て」と目を指すのをやっていますが、そのまま「おかあさん、みてー」と自分を指します
ただ、少しづつ そのときに私の顔を見てくることが増えてきたので、強化しています。


 「いってきます」の後に「いってらっしゃい」、
「ただいま」「おかえり」などの 決まったやりとり


 顔のパーツは「目」が少し弱いが、それ以外はできるようになってきた
「目」は、「め!」とオウム返ししてしまうことがあります。


 肯定(うん)
これは、まだほとんどオウム返しでやっているので 肯定の意味は分かっていません
 

 「お名前は?」「何歳?」
これには、徐々に質問オウム返しをしないで言えるときも増えてきました



後は、PRT的な遊びをしているときに 「色+名詞」、「大きい+名詞」、「形+名詞」
を言わせるようにしています





セラピーや 集団療育で座れないことも 気にはなりますが
やはり、他害が一番気がかりです



今のところ、まだ友達に対してやっているというのは見ていないし
一時保育でも言われたことがないのですが

家でやっていたら、そのうち 出てくる可能性は高いですよね




踊ってる人のジャマをしたり、思い通りにならないと叩いたり・・・。
そのうち孤立してしまうかもしれません



来週、心理士さんとの相談があるので 相談してみることにします。
なんとか対策を立てれればいいんですが。

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セラピー・3歳2ヶ月

最近のセラピー事情ですが・・・。


私一人だけだと、いろいろな誘惑(主にピグライフですが)に勝てず
ついついジロ吉を一人遊びさせてしまい

セラピーも 風邪のせいにして、ぜんぜんやっていませんでした



なんか、ずいぶん前から こんな言い訳ずっとしてますよね
さらに、たまにやったと思っても まったく進まず・・・




で、これではいけない!と、今月から セラピストさんを派遣してもらうことにしました
どこまでも人まかせなのね・・・




初日は ジロ吉の様子を見るのと、これからどういうことをやっていくのかを話し合うかんじで終わったので
(少しセラピーもやりましたが)
今のところ 2回くらいしかセラピーは受けていませんが

前記事にも書いたように 「私が」 この1週間、何をしたらいいか を提案して
箇条書きに書いておいてくださるので すごく助かってます



例えば、初日は

 お父さん・お母さん・ジロ吉の写真を用意

 くだもの・乗り物・野菜の絵カード を用意

と いうふうに、用意するものを書きだしてもらいました



2回目からは その日のやった課題、

これからの目標課題、

来週までにやること・用意するもの を書いた紙をくださいます




ジロ吉の場合は

 あいさつ
(こんにちは、名前を呼ばれて 手を挙げるなど)

 社会的応答
(ただいま・おかえり、あそぼ・いいよ、どうぞ・ありがとう など)

 人物
(写真を見て、おとうさん・おかあさん・ジロ吉 と言うことから始まり できてきたら先生や友達の名前も)

 顔のパーツ
(目・鼻・口・耳 などのパーツを まずは写真で指差すところから始める)


というのが、最初の「目標課題」になりました





人物の写真の課題は、ちょうど大学の方でも やっていただいていたのもあり
すんなりいけたようです


とうとう、写真を見て「おかあさん」と言ってくれるようになりました



あと、顔のパーツも 鼻しか分かっていなかったのですが、なんとか分かってきました

ただ、かなりの頻度で 「目は?」と聞いているのに耳をさわってから 目を指すので
まだできたことには なりません

つい考えなしで 耳をさわってしまうのか、
私が「正解!」と言わないから、そこでやっと考えて「目」を触るのかは 分かりませんが



とにかく、ジロ吉は 「とりあえずどっちかを触ってから、改めて答えを考える」ことが多すぎるのです



ただ、これは そのうち「顔のパーツ」にしても他の問題にしても
何も考えなくても指せるようになるくらい 浸透してくれば、やらなくなるだろうということでした。






そして、2回めのセラピーでは 私も手伝って「社会的応答」をしたのですが
(私が「ただいま」で、先生がプロンプトで「おかえり」 といいます)

始めはオウム返ししかしなかったジロ吉が 数回の試行で
「おかえりー!」と言うようになりました



そこからは、家でやっても「おかえりー!」と言うので
彼にとっての 一連の流れのセリフは掴んだようです


お返事もそうですが、本当の意味での挨拶、返事は理解していないので
何かのキッカケで すぐに覆ってしまうかもしれませんが


一歩、前進です




あと、たまに「意味のあるひとりごと」を言っているときがあるので
(電車、どこ~? あった!など)
それをすかさず強化する、答えてあげたりすることで強化になるということでした





それから、注目のされ方

お菓子やおもちゃを 目の近くに持っていくことや
音を出したりするのもいいのですが

「この人はおもしろい、この人と目を合わせると 楽しいことがある」
と思わせるのが かなり効果的だそうです



確かに、大学に すごくおもしろい先生がいるのですが
彼のセラピーでは、ジロ吉は まばたきをマネしたりします




でも、私が相手だと まずそんなに注目してくれないため、
まばたきをしていることにさえ 気づいてくれません



私、あんまり「おもしろい人」とは思われてないようです
たぶん 便利な人とは思われてるはずですが
台所行ったりすると、すごい注目してますので・・・。


普段、ほっといてるから仕方ないですよね~。



なので、おもしろい人と思われるために「目が合ったらくすぐる」とかいいらしいので
やってみてます


ただ、あんまり こっち見てくれないので「こっち見て」と言うと、「こっち見て」というだけで
なかなか目が合いません



主人と協力して、「こっち見て」で見る、という役割別で演じてみようかな





それにしても、毎週セラピストさんに来てもらうのは、
私にとっても すごく刺激になりますし、勉強になります


なんといっても、まとめの紙がいいかんじです。
ほんとは自分でやるときも、毎回こういうのを書くのがいいそうですが


私はこういうのが本当に苦手なので、今まで適当にやってたんですよね
雰囲気で、「これはほとんど間違えなかったから、コンプリートしたな」とか。



でも、この紙には ちゃんと課題の試行数、正解数、プロンプト数(手伝った回数)も書いてあるので
後で見返すと 成長も分かりやすいらしいとのことで、期待してます




たぶん またつまずく時もあると思いますが
私を監督してくださる方がいると、心強いです

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自分に合ったやり方

私は ジロ吉の障害を知った後に ネットでABAのことを知り、 
つみきの会に入ってDTTをやるようになりました


あまり迷いがなかったのは、きっと このくらい勉強っぽくないと効果がないかも、ということと
やはり「努力すれば、知的な部分を伸ばすことができるかもしれない」

ということを信じていたからかもしれませんこれしかない、と思ってました




で、普段 つみきの会の定例会などで出会うお母さんだと 
ABAをやっている、ということ前提なのですが(当たり前ですが)

市の通園施設のお母さんたちは、あまり関心がない人が多いので ほとんど療育の話はしません



やはり ABAは「動物の調教っぽい」 というイメージがあるようです

これに関しては 私も同意見で、日記でも書きましたが
確かに 子どもの意思を無視して、強制しているかもしれないけれど

ジロ吉のように 人の指示を聞くことのできない子に ものを教えるというのでは有効に思えましたし
たぶん、ジロ吉には このやり方は合っていると思えます




ただ、自閉症児みんなが 指示が耳に入らないわけではないんですよね~

通園での集団療育に来ている子のほとんどは
「自閉傾向」や「広汎性発達障害」 と診断されていても、

けっこう他の人を意識できていたり 大人の顔もよく見てくるし、
1~2メートル離れて先生が持っている絵本なんかも 椅子に座って注目したりできているので

ジロ吉ほど もので釣ってやらせなくてもよさそうな雰囲気ですうらやましい・・・




実際、ジロ吉の普段の態度を見て まさか単語をたくさん知ってるとか
色や形、大小が分かるとか 絶対思えないと思います


なので、DTTをやると 驚かれます。


私もたまに思うのですが、サルまわしっぽいんです

よそ見して、ふらついているジロ吉に 「頭、ほっぺ」と命令すると、
よそ見したまま 頭とほっぺをササっとさわるかんじが・・・・

で、そのままお菓子をよそ見したまま 口に入れます




もちろん、ジロ吉以外のお子さんで DTT中にすごく子供らしいかんじで
活き活きとやってる子も たくさんいらっしゃるので、ジロ吉に限っての話ですよ(サルまわし)





前に、通園のお母さんの中で ABAを始めた方もいたのですが
入った後、やっぱり自分とは考え方が違うと言っておられました



セラピーの施設に入るときに、場所見知りで 建物に入れなくて泣き叫んでいるのに、
「かまわないで、無視してムリヤリ入れてください」というのを言われてしまって

それが冷たく感じてしまった、というようなことでした


ABA的な接し方としては 「注目せず、泣いても無視してムリヤリでも入らせていれば、そのうち入るようになる」
ということなのですが

これは私もペアトレなどで勉強したし、今まで疑問も持ったことはありませんでした。

「ムリにでも入れるのはしょうがない」し、そうしないと集団で生活ができないと思っていたので。




でも、確かにそう言われれば、「子どもをムリやり矯正してる」 というか、
「親を信用してくれなくなって、結果的に 心を開かなくなってしまうのでは?」

というふうに考える人がいても おかしくないかもしれませんね






そのお母さんは ほんとにおおらかで、子どものやっていることを
大きな心で許すことのできる人で


お子さんに怒っているところを 見たことがなく(あまり怒られるようなことはしない子なのですが)
いつも笑顔で接していて
お子さんも、すごく伸び伸びと成長しています

「ありのままの子どもを 受けとめる」 という言葉は、こういうことなのかもしれません。



たぶん、「建物に入らなければいけないかもしれないけど、
入りたくないなら一緒に外にいてあげよう」 みたいな・・・






でも、じゃあ どっちの考えがいいのか、というわけではなくて

結局は 自分の子どもに合うかどうか、
さらに 自分の考えにも合うかどうか、なんだなって思います。




私の場合は、もうちょっと子どものやりたいことに 自分がすり寄るところも必要なんだな、
って 最近思えてきました

自分の都合に 子どもを合わせようとしすぎな部分があります





それと、私のやり方としては ABAが中心ですし、基本的にABC理論でいこうと思ってはいますが

他にも自分ができそうなことなら(というか、主にグウタラでもできそうなこと)
なんでも取り入れたいと思っています



ほとんどの療育法には、それぞれいいところがあるので どれかは選べません




このあいだ、コメントで教えていただいた「サンライズ」というのも 最近やってみてます
ジロ吉の意味不明な喃語をマネしていると、ジロ吉が意識しだすのがおもしろいです

さっきも ジロ吉のひとりごとが止まらないときに そのままマネしてみたら、
なんと ひとりごとが止まりましたすごい!!


少しだけですが、彼の世界に入る足がかりを見つけたような気がします

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プロフィール

モッチリーニ

Author:モッチリーニ
知的障害を伴う自閉症の息子、ジロ吉の母です。
ABA(応用行動分析)を中心に、これがよさそうかな?と思うことをやってみたり集団療育に行ったりと、いろいろとやってみています。

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