心理士さんとの面談・その1
前回の記事から、1ヶ月以上経ってしまいました
なんとなく 更新する気持ちがわかなくて、ブログを見ることもあまりしなくなっていました。
少し落ち込んでいるというか、障害が分かってからの「ハイ」な気分が落ち着いてきたのかもしれません
今月頭、集団療育先で心理士さんとの個別相談の時間がありました。
事前に申し込んで、何を聞きたいのか・KIDS(発達検査)と一緒に提出しておきました。
KIDSですが、これはちょうど1年前くらいにもやったテストで
子どもの身近にいる人が◯☓で答えていき、◯の数によって項目ごとに発達年齢が出ます
今回も私が記入しましたが、あんまり前回と比べてできることが増えてないような気が・・・
そして、ついにその日がやってきました
まず、ジロ吉にあいさつをしてくださいましたが・・・ジロ吉は、よそ見してるだけ
先生とジロ吉は向い合って座り、まずは動物の型はめパズルが 目の前に置かれました。
先生は、動物を一つ一つはずしながら「鳥、ゾウ、キリン・・・」と次々に言っていき
ジロ吉は、それを無言で見ているだけでしたが
「ここで一緒に(きりん)とか(ゾウ)とか言えるかどうか見てるのかな~」とか
必要以上にドキドキしてしまいました

そして型はめが終わると、ノートを取り出して
(そのノートには、クレヨンやハサミ・帽子やコップなどの絵が8つくらい書いてありました)
「切る」「飲む」「かぶる」と言いながら、ジロ吉が何を指すのかをチェックしておられました
奇跡的に「切る」と「飲む」でハサミとコップを指しましたが、他のは無理でした
その後サイコロの面が、それぞれ白や赤や黄色に塗ってあるものを渡して
紙に黄色の面が出ている状態で「同じにして」という指示や(これは半々でできたりできなかったり)
大中小の◯が書いてある紙の、一番小さいのを隠して 「大きい」「小さい」、
今度は大きい◯を隠して、中小の◯の中で「大きい」「小さい」もやりました(これはできませんでした)
それから、最初に出したパズルをまた出して、絵を隠してから
「カメ・シマウマ」とおっしゃいました
ジロ吉は、「カメ・・・シマウマ・・・」と言いながらも、なぜか取ることができませんでした
言うことによって、記憶を確固としたものにするわけではないのでしょうか
ひと通り終わって、事前に渡しておいた「私の質問」を参考にいろいろ相談をさせていただきました。
まず、自発的な言語に関してですが・・・。
今のジロ吉の言語理解のレベルは、単語をやっと聞き取れるレベル。
(2つのものを取ることができなかったので)
2語文はまだまだ先、今は単語・もしくは2語文でゆっくりと話しかけること。
それと気になっていた「ひとりごと」ですが、
今は何を言っているか分からないひとりごとだけど、言葉を覚えていくにしたがって
だんだん「何を言っているかが分かるひとりごと」になって、そのうち消えていくと思う。
今のブツブツ言っているのは はたから見れば怪しいけれど、
(喉とか)使わないと完成しない。
これからいろんな音を出すための練習だと思って 気にしないようにするのがいいと言われました
気になっていたKIDSの結果ですが、総合DQは「44」・・・。
先生も、「まあ、これで大体合ってます」ということでした
去年のKIDSが「35」だったので、そのときからは「9」も伸びている

2歳7ヶ月で単語が出てきてから、あまり成長してない風に見えているので
来年はどうなるかはわかりませんが・・・
ただ、社会性は0歳7ヶ月くらいでした
どうしても 「目が合いにくい・こちらに注目しにくい」という面があるので
そこがネックになっています。
先生も、
「こうやって 1対1で、注目を引きながら指示を出しても無視しているから
集団で、一斉指示だったらなかなか聞けないと思う」とおっしゃっていて
ほんとにそうだな~と思いました
そして、DQ44だと だいたいジロ吉の年齢で換算すると「1歳4ヶ月」。
ジロ吉に求める行動・話しかける言葉も、
1歳4ヶ月の子に対する対応にするとちょうどいいというアドバイスをいただきました
1歳4ヶ月と思えば、言うことを聞かないのも当然だし
そう言われると 好きなことややっていることも、だいたいそのくらいの年齢に見合ったものだなと
すごく納得できました
しかし、そうはいっても 困ることをされると、ついつい腹も立ててしまいますし
たまに普通に話しかけてしまったりもしてしまいます。
それに、あと何年1歳台が続くんだろうか?と気が遠くもなりました
そもそも 何年か経ったからといって、そのぶんDQが上がるとも思えませんし
社会性の問題は 自閉症である以上、仮に総合DQが100になろうともあるでしょうし
いや~、ほんと・・・がんばろう・・・。
ここ数カ月、ジロ吉に「目に見えての成長」が感じられなくて
なんか 胸の奥に何かがつかえてるような気分でした
本来は発達障害なんだから、ゆっくりと「その子なりの成長」であるのが当然なのに
それでも「こんだけがんばったから、成長した♪」みたいなのを求めてしまってたみたいです
他の方から見ると、たいした努力はしていないと感じられるかもしれませんが
それでも 私の中では、今までの人生の中で一番焦ってがんばっていて
でも、結果は一番出ないという
もともと、ロールプレイングゲームでも 主人公を育て上げるのは好きなほうですが
(ドラクエとか、クリアした後もレベル99まで上げるほどです)
ジロ吉の場合、ずっと出てくるモンスターはスライムのみでのレベル上げのような
しかも、ドラクエとは違って ジロ吉の場合
スライムでどんなにがんばってレベルを上げても
レベル30あたりで
「ジロ吉よ、そなたはもうじゅうぶんつよくなった」と言われそうです


他にも先生からアドバイスをいただいたのですが
長くなるので続きます。

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なんとなく 更新する気持ちがわかなくて、ブログを見ることもあまりしなくなっていました。
少し落ち込んでいるというか、障害が分かってからの「ハイ」な気分が落ち着いてきたのかもしれません

今月頭、集団療育先で心理士さんとの個別相談の時間がありました。
事前に申し込んで、何を聞きたいのか・KIDS(発達検査)と一緒に提出しておきました。
KIDSですが、これはちょうど1年前くらいにもやったテストで
子どもの身近にいる人が◯☓で答えていき、◯の数によって項目ごとに発達年齢が出ます

今回も私が記入しましたが、あんまり前回と比べてできることが増えてないような気が・・・

そして、ついにその日がやってきました

まず、ジロ吉にあいさつをしてくださいましたが・・・ジロ吉は、よそ見してるだけ

先生とジロ吉は向い合って座り、まずは動物の型はめパズルが 目の前に置かれました。
先生は、動物を一つ一つはずしながら「鳥、ゾウ、キリン・・・」と次々に言っていき
ジロ吉は、それを無言で見ているだけでしたが
「ここで一緒に(きりん)とか(ゾウ)とか言えるかどうか見てるのかな~」とか
必要以上にドキドキしてしまいました


そして型はめが終わると、ノートを取り出して
(そのノートには、クレヨンやハサミ・帽子やコップなどの絵が8つくらい書いてありました)
「切る」「飲む」「かぶる」と言いながら、ジロ吉が何を指すのかをチェックしておられました

奇跡的に「切る」と「飲む」でハサミとコップを指しましたが、他のは無理でした

その後サイコロの面が、それぞれ白や赤や黄色に塗ってあるものを渡して
紙に黄色の面が出ている状態で「同じにして」という指示や(これは半々でできたりできなかったり)
大中小の◯が書いてある紙の、一番小さいのを隠して 「大きい」「小さい」、
今度は大きい◯を隠して、中小の◯の中で「大きい」「小さい」もやりました(これはできませんでした)

それから、最初に出したパズルをまた出して、絵を隠してから
「カメ・シマウマ」とおっしゃいました

ジロ吉は、「カメ・・・シマウマ・・・」と言いながらも、なぜか取ることができませんでした

言うことによって、記憶を確固としたものにするわけではないのでしょうか

ひと通り終わって、事前に渡しておいた「私の質問」を参考にいろいろ相談をさせていただきました。
まず、自発的な言語に関してですが・・・。

(2つのものを取ることができなかったので)
2語文はまだまだ先、今は単語・もしくは2語文でゆっくりと話しかけること。
それと気になっていた「ひとりごと」ですが、

だんだん「何を言っているかが分かるひとりごと」になって、そのうち消えていくと思う。
今のブツブツ言っているのは はたから見れば怪しいけれど、
(喉とか)使わないと完成しない。
これからいろんな音を出すための練習だと思って 気にしないようにするのがいいと言われました

気になっていたKIDSの結果ですが、総合DQは「44」・・・。
先生も、「まあ、これで大体合ってます」ということでした

去年のKIDSが「35」だったので、そのときからは「9」も伸びている


2歳7ヶ月で単語が出てきてから、あまり成長してない風に見えているので
来年はどうなるかはわかりませんが・・・

ただ、社会性は0歳7ヶ月くらいでした

どうしても 「目が合いにくい・こちらに注目しにくい」という面があるので
そこがネックになっています。
先生も、
「こうやって 1対1で、注目を引きながら指示を出しても無視しているから
集団で、一斉指示だったらなかなか聞けないと思う」とおっしゃっていて
ほんとにそうだな~と思いました

そして、DQ44だと だいたいジロ吉の年齢で換算すると「1歳4ヶ月」。
ジロ吉に求める行動・話しかける言葉も、
1歳4ヶ月の子に対する対応にするとちょうどいいというアドバイスをいただきました

1歳4ヶ月と思えば、言うことを聞かないのも当然だし
そう言われると 好きなことややっていることも、だいたいそのくらいの年齢に見合ったものだなと
すごく納得できました

しかし、そうはいっても 困ることをされると、ついつい腹も立ててしまいますし
たまに普通に話しかけてしまったりもしてしまいます。
それに、あと何年1歳台が続くんだろうか?と気が遠くもなりました

そもそも 何年か経ったからといって、そのぶんDQが上がるとも思えませんし
社会性の問題は 自閉症である以上、仮に総合DQが100になろうともあるでしょうし
いや~、ほんと・・・がんばろう・・・。
ここ数カ月、ジロ吉に「目に見えての成長」が感じられなくて
なんか 胸の奥に何かがつかえてるような気分でした

本来は発達障害なんだから、ゆっくりと「その子なりの成長」であるのが当然なのに
それでも「こんだけがんばったから、成長した♪」みたいなのを求めてしまってたみたいです

他の方から見ると、たいした努力はしていないと感じられるかもしれませんが
それでも 私の中では、今までの人生の中で一番焦ってがんばっていて
でも、結果は一番出ないという

もともと、ロールプレイングゲームでも 主人公を育て上げるのは好きなほうですが
(ドラクエとか、クリアした後もレベル99まで上げるほどです)
ジロ吉の場合、ずっと出てくるモンスターはスライムのみでのレベル上げのような

しかも、ドラクエとは違って ジロ吉の場合
スライムでどんなにがんばってレベルを上げても
レベル30あたりで
「ジロ吉よ、そなたはもうじゅうぶんつよくなった」と言われそうです



他にも先生からアドバイスをいただいたのですが
長くなるので続きます。

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