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心理相談・その1

きのこ園では、毎年
「心理相談(心理士さんとの面談)」
「言語相談(言語聴覚士さんとの面談)」
「発達相談(発達専門医との面談)」
から2つを選んでそれぞれ50分くらい相談することができます

去年も心理相談を選びましたが、
今年もきのこ園に入ってすぐに心理の日がありました

毎年同じ先生(園の専属の先生方です)で、
去年のジロ吉の状態もご存知なので心強いです

去年の心理相談の様子は
心理士さんとの面談・その1
心理士さんとの面談・その2です
よかったら読んでくださいね。


今年も入ってすぐ、先生はジロ吉に「こんにちは」と挨拶。
ジロ吉も「こんにちはー」とよそ見をしながら言いました

そして、「じゃあ少しだけお勉強しようか」と先生がおっしゃると
ジロ吉の「うん。」と言う声が聞こえてきました
(ちょうど後ろを向いていたので、見えませんでした)


最初は動物の形はめパズルを「クジラ入れて」とか
「ネコ入れて」と指示されながら入れていきました。

その後、またパズルを隠して「キリン・ゾウ」など2つを言って
耳だけで聞いた情報で パズルの「キリンとゾウ」を言えるかのチェック

ジロ吉は、2つの動物はわかりましたが、
3つになると 1つめは正解しましたが、その後できませんでした

先生曰く 集中しているときはできるけど、
少し気が散ったり疲れると3語文の理解が難しいということでした。


その次は、はさみ→切るもの、帽子→かぶるもの などをやっていき
「見るものは?」で時計を選べるか、
これは教えたことがなかったのでドキドキしましたが
消去法なのか?(他がコップとかだった)なんとか時計を選べました


次はいろんな色の面の積み木を、見本どおりに並べるものです。
ジロ吉は、見本の上に積み木を乗せてしまうのですが
これをしたことで即不正解とはならないようでした(先生の恩恵かも)。

じつは、この積み木並べ、ここ最近太田ステージの療育先でやってます
なのでジロ吉としては、やり方もよくわかっているので
安定してやっていたと思います(そこでも見本の上に置くのがなおりません)。

先生がおっしゃるには、この積み木の並べる課題は
言葉に遅れがある子でもある程度の結果が出せるので
よく使っている、ということでした。


これでひと通りの検査は終わり、私との話になりました。
続きます。

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療育手帳更新・続き

療育手帳の更新のため、発達検査をしに児童相談所へ

2年前の検査のときのことは、こちらに書いてあります。
発達検査・児童相談所 その1
発達検査・児童相談所 その2


ジロ吉と私はそれぞれ別室に通され、
私は最近のジロ吉の行動、生活や集団の中での困ったことを
心理士さんにいろいろと話しました

生活の中で特に気になっているのは、トイレのことと
いまだに脱走してしまうということです

心理士さんは、「それは大変ですね~」と聞いてくださり
手元の用紙に書き込んでいました

私の話とジロ吉の検査も終わり、集計されるのを少し待って
最後にジロ担当の心理士さんからの説明がありました。


今回のジロ吉のK式の結果は(生活年齢4歳5ヶ月)

◯認知・適応 / 2歳3ヶ月 / DQ・51

◯言語・社会 / 2歳1ヶ月 / DQ・47

で、全領域は DQ・49 生活年齢・2歳2ヶ月 でした。


手帳の等級は「中度」のままなので、
今回は医師の診察はなしということになりました
(最初に取るときと、等級が変わるときに診察があるそうです)

検査前の、「軽度くらいにはなっちゃうかも
な目論見は 見事にハズレてしまいました

5ヶ月前の発達検査の数値とくらべて26もの差が
最後の方は、やる気がなくなってできなかったというフォローを
心理士さんはしてくださったのですが、
そこが気まぐれなジロ吉の弱い部分なので
パーフェクトにできないことが実力なんですよね

それにしても、20くらいは下がるだろうと覚悟していましたが
まさかここまでとは・・・・・って、

数値に惑わされてはいけない!!!

ただ、その中で見ても やはり認知・適応は
低いながらも前回の検査と開きがあまりないので
ジロ吉にとっては 環境に左右されにくい分野なのかもしれませんね。

とりあえず、着実に成長しているいうことで
ジロ吉も、よくがんばったね!


そして私の聞き取りをしていた心理士さんが、結果を見て
「2年前よりも、ものすごく伸びていますね!」と
言ってくださいました

確かに2年前のときは、単語の理解もなくて
どう接したらいいのかも全く分からない状態でした
(今も何を考えているのかは よく分からないのですが

それに比べたら、確かに伸びています!!

あと、心理士さんが私の話を聞きながらつけていたのは
遠城寺式という発達検査のチェックシートで
そっちでもDQ49だった、ということでしたスゴイ!



次の手帳更新は3年後。
ジロ吉の就学後になります

この2年もあっという間だったし、
就学もあっという間なんだろうな~


産まれてから毎日を生きて行くのが精一杯で
特にジロ吉が自閉症なのでは?と思ってからは
まさに怒涛の2年半でした

私感では、2年前とさほどジロ吉のスタイルに変化はないので
3年後のジロ吉も相変わらず 
「愛おしいけど、つかみどころのない」子でいてくれるのでしょうか。

願わくば、周りにも迷惑をかけることなく、
ジロ吉自身も笑顔で過ごしていてほしいです


赤ちゃんだったジロ吉を抱っこしてたときに描いていた人生とは
今はまったく違うものになっていますが、
不思議と「こういう人生もアリかな」と思っています。

障害が分かったときの衝撃がすごすぎて
いろいろとマヒしてるのかもしれないけど・・・

傍から見たら、もしかしたら不幸な一家かもしれませんが
自分がいざなってみると、意外とやっていけるというか
住めば都、みたいな(違うか!)

適応機制ともいえるかもしれませんが、
今 持てる中での楽しみを見つけていけたら・・・と
思っています

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療育手帳の更新

お久しぶりです
前回の日記から、2ヶ月近く経ってしまいました

実は、あれからもいろいろあって・・・・。

きのこ園へ入る方向で決めてから、ウイルス性の病気が蔓延して
学校閉鎖になってしまいました

さらに私が雨の中 思い切りコケてしまい、
左手が上がらない・ものがつかめない状態で
(1ヶ月くらいして今は治りました♪)

左足に至っては、1ヶ月経って寝るときの痛みはなくなりましたが
前からヒザの靭帯を伸ばしてしまうのを繰り返していたので
少しでも走ったり踏ん張ったりするだけで、すぐに激痛が走るように


前の児童デイも9月初めに解約してしまったので預け先もなく、
家事は主人がやってくれたのでよかったのですが
座っていてもオシリも痛かったので、ソファでずっと寝転んでました

ちょっと愚痴っぽくなっちゃった
すべて私のデブのせいです


きのこ園の始まりは 週に2回からの慣らしで
その間は母子通園になっています
(大体1ヶ月半くらい)

これが当時の私にはすごくキツかったのですが、
先生方も私のためにイスを用意してくださったり、
いろいろと手伝ってくださって
なんとか無事 単独で行くメドが立ちました


単独になっても週に1回は母子日なのですが、
子どもやクラスのみんなの様子も見れて
こういう日も必要だなと感じています。


そして、ちょうど前回の療育手帳の申請から2年近く経ち、
更新のため また発達検査を受けることになりました

5ヶ月前の大学での発達検査では、DQ75だったし・・・。
さすがにこの数値は先生たちだからこそ出せたものだけど
軽度にはなっちゃうかもな~ウフ
的な妄想をうかべながら、当日に望みました


つづきます。

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プロフィール

モッチリーニ

Author:モッチリーニ
知的障害を伴う自閉症の息子、ジロ吉の母です。
ABA(応用行動分析)を中心に、これがよさそうかな?と思うことをやってみたり集団療育に行ったりと、いろいろとやってみています。

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