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心理相談・その2

遅くなってしまいました
前回の続きです。

前回の記事はこちらです→心理相談・その1


ひと通りの検査が終わり、先生はメモを見ながら
「前回は、1年と少し前だよね。かなり伸びたね~
と言ってくださいました
(あ、もちろんジロ吉比ですよ

前回も「お名前は?」や「何歳?」には答えていましたが、
今回は目線が合ったり、他にもいくつか人に対して
コミュニケーションをとろうとする姿勢が感じられた、とのことです。

確かに、去年の8月ごろから考えると
「うん」などの肯定(たまに全部「うん」ですが)も
できるようになりつつあるし、
ジロ吉なりに要求などはそこそこ伝えられるようになってきました。

ただ、会話はまったく成り立たないのですが・・・


そこで、先生に「会話はできるようになるのでしょうか?」と聞いてみると
「将来的には、簡単な日常会話はできるようになるとは思いますよ。」
ということでした

簡単な日常会話・・・。
2年前の、将来のことをまったく考えることができなかったころから考えれば
ものすごく見通しが出てきました
今のかんじで療育を続けていくので大丈夫、と言っていただけたので
これからもユルくがんばっていこうと思います


でも、やはり大きくなっても「普通に」会話するのはムリそうです

なんとなく分かってはきましたけどね、
今までのジロ吉の伸び具合からすると。

言葉の発達は、1年前とさほど変わらないし
コミュニケーション能力も、浮き沈みが激しく
今は、調子のいいときに やっと1歳くらいの子くらいの反応があるかな?
というかんじです


ほんとに成長って、今日のジロ吉がいて 
その線上に明日のジロ吉がいるもので
急に一足飛びに伸びたりはないんだな~と
この2年 療育をしてきた中で感じたことです

中には爆発的に伸びる子もいるんですけど、
ジロ吉の場合は今までそういうことはなくて
いつも同じ調子で亀の歩みで歩いてるかんじですね

すっごく低い階段が、何百メートルごとにあって
それを登っていく みたいな。


これが障害、ということなんだとは思いますが
この現実を受け止めるためには、一緒に過ごす時間が必要で

今の私は2年前より 確実にジロ吉のことが分かっていると思いますし
またジロ吉が大きくなってからは、さらに諦めがついているはずです

でも、まだ療育は続けて行くつもりです
少しでもこの社会で生きて行く中で 苦手が少なくなるように、

私がいなくなってからも、なんとか周りと共存できるように。

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プロフィール

モッチリーニ

Author:モッチリーニ
知的障害を伴う自閉症の息子、ジロ吉の母です。
ABA(応用行動分析)を中心に、これがよさそうかな?と思うことをやってみたり集団療育に行ったりと、いろいろとやってみています。

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