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発達段階

少し前から、太田ステージの個別を受けているのですが

そこに行き始めてから、今まで自分が
「いかに強化子に頼っていたか」
を思い知らされました


前々から、セラピーで習得したことが
普段のジロ吉には全く活かされてないな~
とは思ってはいたのですが

セラピーで「できるようになった!」と思い込んで、
先に進んでいたけれど 
実は般化(場所や相手が違っても、同じようにできるようにすること)
ができていなかったということ、

つまりは 本当に習得してはいなかった
ということだったのです



褒めること以外の強化子(お菓子・おもちゃなど)
がなければ ジロ吉はできないのだ、
ということに薄々感づいてはいましたが
まさか ここまでとは・・・。というかんじです


前回の太田ステージでの「発達検査」で発覚しましたが、
そのときは 大小の区別もできなかったということに加え

この間の個別では、
ジロ吉が1年くらい前にやっていた課題の、
絵カードを見せて「何してる?」というもの(動詞)をやったのですが
ものの見事にやる気をみせず、途中で寝てしまいました・・・


実は、この課題はジロ吉は得意な方だと今までは思っていて、
家に来てもらっている学生さんのセラピーでは
難しい課題の合間の「オアシス課題」として使っているものなのです

そのとき使ってるのは、絵カードではなく 私が撮った写真で
1年前にやっていたときは、絵カードを見て「◯◯してる」
→写真を見て「◯◯してる」に変えたので

絵カードの方は1年前なので忘れてしまっていて、
できなかったのかもしれません。
写真はバリエーションもないので、丸覚えしてるのもあると思います。

この、前にやったことを忘れていてできなくなってる、というのが
ジロ吉にはたくさんあるのですが 
このあたり、私が般化できてない証拠なんですよね

本来は日常生活の中で、強化子なしでもやれないといけないのですが
机でのセラピーで、お菓子あげながらできていることを見て
すっかり安心してしまってました

なんでも反復で身につけていくというのが大事だと思うのですが
生活の中に取り入れていないので、1度覚えたことをまた思い出す機会はなく
そりゃ忘れてしまいますよね~


そして、先生には
「教えるときは、写真の方が絵カードよりわかりやすいから、
先に写真の方がいいわよ」とアドバイスもいただきました。


実際、ジロ吉が「最近やっていた課題~これからやろうとしている課題」は、
太田ステージでいう「ステージ3の2」と同じようなところなのですが、

「ステージ3の2」の状態ならではの行動は 
ジロ吉にはありません。
(ステージごとの認知力により、よくある問題行動や遊び方が書いてあります)

で、この間先生がやった「どのステージが相応か」のテストで
「ステージ3-1」という結果が出たのですが、

そっちで書いてある問題行動や遊び方の方が
ジロ吉に当てはまっていました。
(もちろん、ステージに括られない個人差もあるので、あくまでジロ吉の場合です) 

例えば、「ステージ3の2」のときには、
「独特な質問癖」や「数字や文字への興味」とありますが
ジロ吉はまだその発達段階にはありません


つみきBOOKでいう、「質問の自発」という項目で
名前のわからないものを「これ何?」と聞かせるというものがあります。

これも、結局どんなに質問を教えこんでも
本人が「これの名前を聞きたい!」と思わなければ
絶対に自ら使ってくることはないんですよね

ジロ吉は、知らないものでも 自分で勝手に言葉をつくってしまうので
毎回「これ何?」とプロンプト(補助)をしないと、
「これ何?」の質問はしてこないのです

でも、それはまだそういうステージではないから、
ということだとしたら 次のステージに行くころには、
質問の自発も自らしてくれるようになるのかも?(期待


強化子のない状態で答えられる=本当に身に付いている 
というものと考えるならば
普段のジロ吉の状態が かなり幼いのも納得できます


それこそ、普段一緒に行動しているときは、
まさに「ステージ3-1」の
「ものに名前があるということは理解しているという段階」
というところに間違いありません。

指示もあんまり聞いてくれないし、動詞はほとんど発語しないし・・・

前々から、セラピー時と 
普段のジロ吉のギャップに疑問を感じていましたが
セラピーでは、強化子欲しさにがんばっていたんですね~

そして、既に自分のものにしている段階の課題では、
強化子なくても 普段の力でラクラクこなせるというワケなんですね。

そういえば、療育手帳申請のK式のときに
どんなに泣いている状態でも、
型はめはやっていたのに驚いたことを思い出します

定型ならば、発達検査で 場所や相手が変わっても
結果にはあまり左右されないのかもしれませんが

ジロ吉の場合、強化子アリでいつも遊んでくれてる大学院の方の検査と
初対面で強化子なしの検査では全然結果が違うのも納得です。

大学の先生は
「ジロ吉くんの、一番高い状態を知りたいので 
強化子を使っています」とおっしゃっていて、

強化子だけでなく 乗せ方もうまいです
私とだと、すぐグッタリなるところを
うまくのせてやってくださいます

今のその子の出せる一番高い数値を、
定期的な発達検査で その都度比較していくことで
前回からどれだけ伸びたのかが分かるというものなので

それが現在の発達指数を測るのが目的の
普通のK式の検査と結果が違うのは当たり前なのですが

その差も今後は埋めていけたら、いいですよね~

そろそろ強化子がなくても 
大学と同じくらいの検査結果を出せるように
がんばる時期に来たのかもしれません私が・・・できるかな。



普段の生活では、1次的な強化子(お菓子・おもちゃ)はおろか
褒められるというような 2次強化子だって、
ないことも多いと思うので・・・

本当は、私も日々のセラピーの中で 
お菓子と一緒に思いっきり褒めて

褒めるということだけでも強化できるように
しておけばよかったんですけどね



ちなみに、この「ステージ3-1」では
「質問にオウム返ししてしまう」、
「ひとりごとをずっと言う」の問題行動など、
ここ1年のジロ吉の行動にピッタリ合っています


今はまだここでも、「ステージ3-2」では
簡単なやりとり(会話など)もできるようになったり

自我が芽生えてきたり、質問の自発、
絵や文字・数に対して興味(ここらへんは個人差ありそうですが)が出たりと
ワンステップ上がることもできそうです
(その代わり、上でも書いた「独特な質問癖」など
そのステージでの問題行動もあるようですが)

そうなれば、ここ1年くらいの間 
あまり内面での成長を感じられなかったジロ吉も
少しは落ち着いてくれるかも?という淡い期待も・・・


今までは、家でのセラピーで とにかくやるだけやって、
進んだらおさらいをしていませんでしたが
ほんと、復習は大事ですね!

・・・って、たぶん私以外の人たちは そんなこと
言われるまでもなく 実行されているとは思いますが


ついつい先に進むことばかりを考えていましたが
家でのセラピーも、初心に戻って 
もう1度 習得したと思っていた課題をやってみようと思います。

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Re: 外からの刺激

たまごんさん>
なるほど~、いっちょ前に内と外を使い分けてる・・・ってとこなんですかね、
やっぱり親が教えるというのに限界は感じてきてますe-330
もちろん、母としてスペシャルに思ってもらえるのはすごくうれしいですe-349
なので最近は、あまり家ではセラピーはせず、ちょっと一緒に遊んだり
目合わせのための遊びとか、お出かけとかしてるかんじになってます。
ちょっと焦っていましたが、しばらくはこれでいいのかもしれないですね。

外からの刺激

>私とだと、すぐグッタリなるところを
うまくのせてやってくださいます

これは、たぶん、モッチリーニさん(お母さん)は、ジロ吉君にしたら内部の人間で、外部の刺激に対して行動するというのがあって、大学院生の人の違ったやり方が、ある意味興奮する材料になってモチベーションになってるんじゃないかと思いますよ。e-442e-271

なので、モッチリーニさんに対しては、ホッとして行動しなくなってるんじゃないでしょうかね?それって、母親として嬉しい事じゃないですか~e-349

ジロ吉君くらいの年齢だと、発達障害じゃなくても、お母さんの存在って大きいですからね。

プロフィール

モッチリーニ

Author:モッチリーニ
知的障害を伴う自閉症の息子、ジロ吉の母です。
ABA(応用行動分析)を中心に、これがよさそうかな?と思うことをやってみたり集団療育に行ったりと、いろいろとやってみています。

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